Dirty works infiniti 1
世界はすっかり変わり果ててしまった。
一度、世界は終焉した。
異世界より召喚されし神は、俺ら人類が遥か古来から崇拝してきたモノとは全く違っていた、その神と呼ばれしモノには生命力は感じられないが、確かに…”生命”は存在し、鉄の龍が無限の火炎で焼き尽くした。
神の残骸は過去に人類を根絶やしにせんとし呪いを世界に撒き散らした。
だが、人類は神よりも強かったらしい。
呪いを自分の物とし受け入れた。
ミッチェル 「過去の叡智でな」
ファイナ「過去の叡智?ってのはなんだよ」
ミッチェル「さあな、俺が知るかよ
どっかのお偉いさんがそう言いやがってた 」
ファイナ「あんたそういうのはよく覚えてるわよね?」
ジルド「お前ら今の状況分かってて茶番してんのか!?どうかしてんぜ全く!?」
彼、ジルドはくそったれな区画警察共から借りた(奪い取った)武器を詰め込んだバックパックを背負っている。それに比べ、ミッチェル達は近くのマーケットで強盗をした時に奪った金とチューインガムを食っているだけだ。
多分、ジルドはこいつらの中でも一番まともだ。
三台のパトカーを火の海にした後、彼らは自分らの所属している集団 スチール ギア マシュマロ のアジトに向かった。
ミッチェル「どうだ? 予定通りだ…いや、ちょっと早過ぎちまったか?w」
ジルド「戯言はよせ。」
ミッチェル「ウーラー、ウーラー」
リクエム「予定通りだ。ミッチェル、ファイナちゃん、ジルド 今日は休め、6日後に新たな依頼を受ける第2区画に集合だ、忘れんなよ。」
そう言い残しリクエムは金と武器を手にし、貯蔵庫へと向かった。
ミッチェルは5日間の休暇を楽しむ事となった